前橋文学館の企画展「戦争を忘れない展」~平和を願った人形たち~に行ってきました。
1927年(昭和2年)より、日米間の親善を目的として
アメリカから日本各地の学校に贈られた青い目の人形のうち、
群馬県内に現存する人形たちが展示されています。
こうした人形は、第二次世界大戦中に殆ど処分されてしまったらしいのですが、
一部は密かに匿われて今日もその姿を見ることができます。
展示されていたのは殆どがアメリカ製の人形で、
城東小学校に保存されているという1体だけはドイツ製で顔立ちが違いました。
返礼として群馬からアメリカに贈られたという市松人形「ミス群馬」は、
思ったより大きくて、人間の子供ぐらいの大きさにびっくりしました。
衣装も大変立派で、草履も傍らにちょこんと揃えて置いてあったのが可愛かったです。
89年ぶりにアメリカから里帰り中だそうです^^
当時の、平和を願い人形を贈った人々、人形を守った人々の思いを忘れないようにしたいですね。
こちらの企画展は、入場無料で明日まで開催されています。